あの日...3月11日の午後。
TVで再放送されていた【金八先生】を観てました。
グラッと来て...すぐに収まるだろうと思っていたら
大きな揺れに...。
幸い大きな被害もなく
レンジの上に置いてあったトースターが落ちた位でした。
その後、家の固定電話も携帯電話も繋がらない。
メールも送れないって時に
サクサク繋がったのはTwitterでした。
花パパの安否確認もTwitterを通してでした。
花パパは地震の時、外出していましたが
怪我もする事も無く無事でした。
でも花パパの会社は27階にあります。
当然の事ですがエレベーターが止まっていたので
27階まで階段で上がったそうです。
そして会社からも『帰れる人は帰る様に』
とのお達しが出た様だけど
電車は動いてません。
でも18:00頃『電車が動く気配がないので歩いて帰る』と...。
都内の会社から家までどの位かかるのでしょうか?
待っているだけの花ママには何も出来る事はありません。
我が家の地域は水もガスも電気も止まらなかったし
花ちんも動揺する事もなくいてくれたのは
花ママにとっては救いでした。
花パパが帰って来る間に
福島在住の親戚の無事も確認出来ました。
結局、花パパが帰って来たのは22:00過ぎ...
4時間歩いて帰って来ました。
東京には大きな被害がないと分かっていても
やっぱり心配でした。
帰って来た時は本当にホッとしました。
地震の後は...
1日に1回は外に出る様にしてました。
そこで見た買い占めの現場。
水が止まっていない我が家の地域なのに
そんなにペットボトルの水が必要か?と思う程買い込む人。
1日のうちたかが数時間停電するだけで
何をうろたえているんだ、この人達は。
...と情けなくなりました。
義援金詐欺、東京電力や宅配便を名乗り
一人暮らしの女性宅に入り込もうとする犯罪、
その他、この混乱に乗じて悪巧みをする輩...
本当に腹立たしい。
避難所にいる小学生位の女の子のインタビューを観た...
お父さんの安否が分かっていないその子は
『今までどんなに幸せだったのかって事が分かった。』
と、気丈に答えていた。
家が流された40歳代の女性は
『私達は他人の幸せや喜びをねたむほど落ちぶれてはいない。
皆さんどうぞ我慢せず楽しい時は笑い、嬉しい時は喜んで下さい。
私達も一日も早く皆さんに追いつきます。』
と、話されていました。
東北人は我慢強いと聞きます。
その我慢強さが心配でもあります。
今の花ママに出来る事は何か...
節電の他に何をするべきか...
と考えています。